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円龍のそば行脚

蕎麦屋本について書こうと思い立って、すでに半年経過してしまった。

蕎麦屋本にはいろいろあるが、現在、私が東京都内の蕎麦屋を巡る際にメインで参考にしているのが、この『円龍のそば行脚―落語家が選んだ東京23区内のそば屋308』である。それには、いくつかの理由がある。

1. データが新しい(新しかった)

2004年11月のデータである。私が都内の蕎麦屋巡りを始めた際に、一番新しい本であった。飲食店は、移り変わりが早い。特に手打ち蕎麦屋のように個人依存度が高いと、営業的には問題なくとも、健康上の問題で店が終わりになることもある。データは新しい方がよい。

2005年初頭に入手可能な本の中で、その時点で既に閉店していた練馬の『橡』を掲載していた本は基本的に選択からはずした。

2. 多くの蕎麦屋が掲載されている

23区内で308軒。これを上回る蕎麦屋本は未だにお目にかかっていない。もっとも、現時点で10店以上閉店しており、移転した店も数店ある。

3. 蕎麦屋選択の基準がユニークである

手打ち蕎麦屋に限定していない。また、高くて量が少ない店は取り上げていないそうである(そのせいか、神田藪蕎麦、柏竹やぶ六本木ヒルズ店、明月庵田中屋などは掲載されていない)。量が多いと言う理由で取り上げられている店には、ハズレもあるが、このあたりは『ダークサイド・オブ・円龍本』と呼んでそれなりにハズレを楽しむことにしている。とは言え、200軒近く回った中で、ほんとにハズレと思った店は少ない。

そうそう、余計な蘊蓄などが無く、ただひたすら蕎麦屋が載っていると言うのも潔い。

もちろん、難点もいくつかある。

1. 地図がわかりにくい

これは、かなりわかりにくい。おかげで、「でか字マップ23区」も持ち歩くはめになっている。たまに、北が上になっていない地図がまじっている。また、ごくたまに記述に誤りも含まれている。こういう至難を乗り越えてたどりついた蕎麦屋にありがたみがあるというわけではなかろう。地図はわかりやすい方が良い。

2. 大きさが持ち歩きにちと不便

新書サイズ程度のものがあればありがたいのだが・・・

3. 現時点では情報が古くなりつつある

閉店情報もあり、また、新規の店も増えているので、新版が出るとありがたいかも。

4. 写真が少ない

カラー写真の店は特に円龍師匠のお薦めの店と言うことであろうか。それ以外の店の場合、モノクロ写真が載っているのだが、蕎麦の写真ではなく、店の外観の写真である。蕎麦の写真が無いのである。

5. コメントがテキトーな店もけっこうある

コメントを見て、おもしろそうだと思う店もあるのだが、あまり行ってみたいと思わせないようなコメントもある。店の数が多すぎて印象の弱い店ではいいかげんになってしまった感じだろうか。そう言う意味では、多くの店を取り上げすぎたデメリットが出ているとも言えるだろう。100軒くらいに絞り込むべきであったか。

6. 住所中心のリスト構成

この本に限った話ではないが、23区別と言う住所を中心とした構成を取っている。これは意外に不便である。たとえば、目白駅近辺の店は、豊島区・中野区・新宿区に分かれてしまう。蕎麦屋巡りのガイド本としては、沿線別・駅別の構成が望ましいだろう。

このような難点を踏まえつつも、都内巡りの基本書として使用するには十分な一冊である。何と言っても、この本にしか載っていない店(他の蕎麦屋本では取り上げられていない店)で、当たりの店に出会ったときのよろこびがある。たとえば浅草橋の更科、新橋の美良などである。これから都内の蕎麦屋巡りを考えている方にお勧めしたい三冊のうちの一冊である。

掲載店中、閉店した店

- 新宿区: 季寄 瓢たん

- 杉並区: 手打そば 庵(移転して広島翁に)

- 世田谷区: そば織田(跡地で『つち江』が営業していたが閉店)

- 台東区: 手打ち 飛州,よしひろ(『もてなしや 将』が営業中)

- 中央区: 蔵吉屋、三日月

- 千代田区: 神田出雲そば本家(移転のため休業中)、そば酒房杉もと、乃むら(跡地で『たかせ』が営業中

- 豊島区: 休屋

- 中野区: 桜庵

- 港区: 吉葉, 志な乃(再開発のため2007/3/23閉店)

掲載店中、移転した店

- 台東区: 手打蕎麦 おざわ(台東区西浅草2-25-15)

- 新宿区: 蕎楽亭(新宿区神楽坂3-6神楽坂館1F)

- 練馬区: 一喜(大泉学園から保谷へ、西東京市泉町5-10-25)

このページは xfy Blog Editor を利用して作成されました。

楽天Books:『円龍のそば行脚

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