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虫捕る子だけが生き残る


虫捕る子だけが生き残る~「脳化社会」の子どもたちに未来はあるのか~ (小学館101新書)

養老孟司、池田清彦、奥本大三郎の鼎談。養老孟司を知らない日本人は『バカの壁』に囲まれていることになってしまうでしょうか。池田清彦は『環境問題のウソ』が一番ポピュラーかもしれません。奥本大三郎と言えば、やはり『完訳ファーブル昆虫記』、そしてNHKハイビジョン特集のファーブル昆虫記三本立ての中で、特に蝉のオムレツを作っていたのが印象深いものがありました(笑)

まあ、そういう虫好きの爺さんたちが酒飲んでいるわけでもないだろうに、与太話を繰り広げている感じの、お気楽に読める内容です。現代教育批判、現代社会批判の観点はもちろん含まれています。が、それがすべて、昆虫採集する子供を育てる必要があるという結論に結びつく展開。とは言え、私も小学校時代に図書館でファーブル昆虫記を読んで以来、夏休みの自由研究は昆虫採集でしたから、鼎談のはしばしにうなずきつつ読んでしまいました。

この人たち、虫を数える単位は「頭」です。一般人は「匹」ですから、ここからして大違いですね。私は蝶をで数えるのは知っていたのですが、カブトムシとかにはを使っておりました。以後、注意します(^_^;

都会でクマゼミが増えているのは、九州から樹木を持ってきて植える際に付いて来たからだというのは知りませんでした。クスノキは宮崎から持ってきているそうなので、同郷のクマゼミが都会に増えているのかあと思ったりして・・・

でも、全体的には虫はどんどん減っているのだそうです。確かに、最近は私のマンションではゴキブリも見かけません。道路が舗装されるとハンミョウの居場所がなくなるとか、高速道路の脇には蝶の死体がたくさんあるとか、さまざまな事例が繰り出され、人間にとって便利な状況が昆虫にとっていかに住みにくい環境となっているのかあらためて思い知らされました。

どうでもいいこと:

「まえがき」に「すべからく価値は物自体に宿るのではなく、我々がそれらを見る視点にある。」と書いてあります。「すべて」の誤用か、本来の用途か、どちらに取るか微妙なところですが、文の構成から見る限りは誤用っぽい感じを受けます。

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