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5/4: テッド・ワゴナー氏 BACHを語る2012

5/4に、渋谷のノナカで開催された、「バック製作責任者 テッド・ワゴナー氏 BACHを語る2012 in 東京」に行ってきました。

新製品のArtisanマウスピースの話をするのかと思ったら、「BACHを語る」と言うとおり、もともとはトランペット奏者であった創業者Vincent Bachがアメリカに渡ってマウスピースを作り始め、Vincent Bach社を創業し、引退にあたってSelmer社に売却することになり、Selmer社は工場をエルクハートに移し・・・と言うような話から、現在のエルクハート工場でのトランペットの製造工程に関する話がほとんどでした。

2006年のストライキ以前は、ピースワークと言って、一個作業するといくら、と言う歩合制で管理されていたため、職人によって仕上がりがまちまちであったため、2006年以降はピースワークを止めて品質が安定するようになったと説明していました。テッド自身が40年以上働いているわけですし、講演に使われた写真を見ながら、「彼は40年、彼女は15年、彼は35年・・・」と言うように長期勤続の職人が多いことも説明し、「今は中国産でStradの設計をコピーしたものがとても多いが、見た目は区別がつかなくても、吹いていれば違いはすぐ分かる」とBachの設計のみならず、製造もしっかりしていると説明していました。

最後にちょろっと、Artisanマウスピースは初期のマウスピースを参考に作ったと言う話をして終わり、みたいな・・・

Artisan マウスピースは、1C,1 1./2C, 3C, 5C, 7Cしかないので、もっと小さいのを作る予定は無いのかと会場から質問が出ていましたが、当面はこれだけだそうです。これまでのマウスピースの売れ行きを鑑みて、このあたりに絞ったような話をしていましたが、もう一つ、Artisanはトランペットの時から、マイケル・サックスがアドバイザーなので、小さいマウスピースを使いたがるジャズ奏者は想定外ということもありそうです。マイケル・サックスはクリーブランドオーケストラの首席トランペッターです。つまり、シカゴ響とNY響をヤマハに取られてしまったので、アメリカのオーケストラ奏者に対する巻き返しのための製品を作るプロジェクトがArtisanシリーズであると考えた方が良いのでは無いかと。

ところで、Artisanマウスピース、出荷は一ヶ月後くらいからと言っていましたが、理由は・・・マウスピースそのものの精算は順調に行われているが、「ハンドクラフトの特製レザー・マウスピースポーチ(ヴィンセント・バックが愛用していたものをモデルに復元)」が付くことになっていて、その製造が遅れているのだそうです。余計なものつけずに、マウスピースだけ売れよ、と思ったのは私だけでしょうか(^_^;

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